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石井敬士の雑記帳。雑多な中の何かが貴方に響けば嬉しいです。

ZOOM G3の音作りの際の罠

ZOOM G3の音作りについての2回目ですが、今回はちょっと精神論というか具体性には欠けるものですが...この種のエフェクターを使う際に陥りがちな罠について書いておきたいと思います。

それはズバリ、「モデリングが似ているかどうか」に捕らわれてしまうことです。

特に愛用の機材がモデリングに入っている場合など、私なんかもついつい「似ているか」基準でものを考えてしまうんですが(笑)、冷静に考えてみると(例えばVoxのAC30を例に取ると)、AC30を買うのは「好きな音・必要な音に近づけそう」だから買うはずなんですよね。じゃあ、多少AC30と違いはあっても(本物でも個体差もありますし)、目標の音に追い込めれば良いわけです。

要は、「出音を自分好みにする」のが究極目標なのに、似てる・似てないの世界にはまってしまうと、そこにばっかり気を取られて生産性を失ってしまうんですよね...。

ですので、音作りをする際には、あまりモデル名に捕らわれず、「好きか嫌いか」で判断を行うべきですし、気に入ったモデルがあれば、まずはそのモデルを色々いじってみて自分好みのセッティングを見つけて行くべきだと思います。

もちろん、ZOOM G3にはいろんなモデリングが入っているので、「これってこういうイメージなんや~」みたいに遊ぶのは良いと思いますし、経験値も広がると思いますよ。

ただ、自分のセッティングをする際には、「似てる・似てない」に捕らわれすぎないことが吉ですよ!